【コラム】7A Dronesってどんな会社?
当社のお知らせ等でたびたび”7A Drones”というメーカーの名前が見受けられるかと思います。
名前を見るたびに、こう思った方も少なくないのではないでしょうか?
「7A Dronesってどんなメーカーなの?」
「どんな製品を作っているの?」
そう思われた方へ向けて、本記事では7A Dronesの会社概要や特徴、主力機体についてご紹介します。
■7A Dronesってどんなメーカー?

7A Dronesは、2018年に設立された台湾の義美グループ傘下(*1)にある大型UAV(無人航空機)の研修・開発、そして製造を行っている企業です。
同社の機体は、物流や農業に加え、防災や医療搬送など幅広い分野で活用されており、運用方法までを含む「トータルソリューション」を提供することを強みとしています。
また、台湾で唯一25kg超のマルチコプター型UAVにおける型式認証を取得しており、航空局(CAA)の公式訓練機としても採用されているなど、実績豊富な新進気鋭のメーカーです。
(*1) 義美(I-Mei)グループは、7A Dronesも含まれる先端技術関連のほかに、不動産や医療・ヘルスケアなど幅広く事業を展開しており、中でも中核企業である義美食品は台湾では高い知名度を誇り、小泡芙や定番のパイナップルケーキなどは日本人観光客のお土産としても人気があります。
■台湾製ドローンが選択肢として注目される理由

ご存じの方も多くいらっしゃると思いますが、日本ではドローンの社会実装が加速する一方、公共インフラや自治体、防災分野では、機体の性能だけでなく情報セキュリティや調達リスクも重要視されています。
特に近年は、中国メーカーへの依存を一極集中させないため、サプライチェーンを分散させる「China+1」の考え方が世界的に広がっており、日本でも台湾や欧米メーカーを含めた多様な選択肢が検討されるようになってきました。
台湾は世界有数の電子機器・半導体産業を有する製造拠点であり、高品質なものづくりで国際的な評価を得ています。こうした技術基盤を背景に、台湾製ドローンも産業用途における新たな選択肢として注目されています。
■7A Dronesの主力機体は?
AlterSkyでは、大型ドローンを活用した重量物運搬サービスを提供していることもあり、今回は最大積載量80kgを誇るカーゴドローンの「NEO A650」の特徴について紹介していきます。
◇積載能力と飛行時間のバランス
最大積載量や最大離陸重量といったスペックで比較すると、当社でも重量物運搬に使用しているDJI FlyCart 100をはじめ、本機体を上回る性能を持つ機体も存在します。
一方で、物流ドローンは単純なスペック競争だけではなく、それぞれに「得意とする活用シーン」があります。
NEO A650は、無積載時で約50分という長い飛行時間を備えていることが大きな特長です。
そのため、例えば「一度に約50kgの資材を比較的長距離・長時間にわたって輸送したい」といった用途では、高い適性が期待できます。
物流現場では、最大積載量だけでなく、「必要な荷物を安定して継続的に運べること」が重要になるケースも少なくありません。
特に、災害現場や建設現場などでは、飛行時間に余裕があることで運航計画を立てやすくなり、安全性や作業効率の向上にもつながります。
このように、NEO A650は「より重い荷物を運ぶ」ことよりも、「必要な重量の荷物を長く、安定して運び続ける」ことを得意とする物流ドローンと言えるでしょう。
◇優れたカスタマイズ性
日本市場のニーズを受け、機材車の定番であるトヨタのハイエースに積み込み可能なサイズになるよう、折り畳み式アーム設計が採用されています。
これを一例として、顧客ニーズに対応できるカスタマイズ幅があることも本機の特徴であると言えるでしょう。
◇国内メーカーや欧米メーカーと比べると?
国内メーカーから発表されている物流ドローンは、運搬以外にも点検や測量、防災といった幅広い活用用途が想定されている機体が多くあります。そのため、「重量物運搬」という一つの観点で見ればNEO A650が活躍できるシーンが多く想像できますね。
欧米メーカーの製品も優秀なものは多々ありますが、導入コストや安定した生産体制といった観点では、NEO A650、ないし7A Dronesが高い競争力を持っているといえるかもしれません。
物流ドローンの導入フェーズで意識していただきたいのは、やはりどんな活用シーンを想定しているかだと思います。どの機体にも優れた特徴がありますので、それがニーズにマッチしているかでぜひ見てみてください。
■7A DronesとAlterSkyの関係性

7A Dronesと当社は、日本市場における大型物流ドローン分野で戦略的協力を行うパートナーという関係です。
日本国内での大型物流ドローンの将来的な活用可能性を見据え、機体登録や飛行許可取得、販売・流通体制のあり方、運用・保守の役割分担などについて、両社で協力して進めております。
進捗は、当社サイト上などで随時更新していきますので、お楽しみに。
■まとめ
当社では、前身であるSkyDrive時代に開発および運用経験を積んできたSkyLiftに始まり、物流ドローンを活用した建設現場等での重量物運搬、官公庁や自治体との実証実験など多くの実績とそれによって積み重ねてきた運航ノウハウを保有しております。
そういったこれまでの知見を活用し、7A Dronesの機体が日本市場でも活躍できるように、協業を進めてまいります。
もし、7A Drones自体や機体について興味がある等ありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
本件に関するお問い合わせ
株式会社AlterSky 営業・マーケティング(広報)部
Email: drone@altersky.co.jp