送電鉄塔修繕工事にかかる資機材の運搬を実施
2026年3月から7月にかけ、静岡県内の山中にて、物流ドローンを活用した送電鉄塔修繕工事にかかる資機材の運搬を実施しました。
運搬物の総重量や工期短縮の観点からFlyCart 100を活用し、綿密な事前計画のもと、安全性と輸送効率を両立した運航を実施することで、円滑な工事の遂行を支援いたしました。
■案件概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実施場所 | 静岡県 |
| 実施期間 | 2026年3月~7月(*1) |
| 発注者区分 | 電気通信設備工事会社 |
| 使用機体 |
DJI Flycart 100 ・デュアルバッテリー ・リフティングシステム搭載 |
| 飛行方法 |
・スリングでの吊り下げ飛行(タッチダウンによる荷下ろし) ・無人地帯での目視内飛行(*2) |
| 運搬物 | 碍子、トーショナルダンパー、パイプ材や床材などの建設資材 |
| 通算飛行回数 | 195往復 |
| 通算運搬重量 | 約9,300kg |
| 水平飛行距離 / 高低差 | 約280m / 約80m |
| 飛行時間(*3) | 1往復あたり平均3分30秒 |
(*1)期間中の運航稼働日数は4日になります。
(*2)離陸地点と荷下ろし地点の操縦者の間で、機体操縦権の相互受け渡しを行い、目視内飛行を実現しています。
(*3)飛行時間は、ドローン離陸から着陸までにかかった時間になります。
■飛行ルート図

■運航体制
離着陸地点と荷下ろし地点にそれぞれ操縦者と操縦補助者を1名ずつ配置しました。
すべての区間においてどちらかの地点の操縦者が機体を目視し、目視できている操縦者が手動操縦にて機体操作ができる運航体制を構築することで、飛行レベル2で実施しています。
■成果
当社としては初となる、Flycart100での重量物運搬となりました。
同シリーズのFlycart30の後継機である本機は運搬性能が向上しているため、弊社の運航体制と組み合わせることで、重量のある資機材を効率よく運搬できております。
①1日当たりの運搬総重量
5時間稼働(*4)で1日あたり2.5t~2.7tの運搬を実現しました。
②1日当たりの往復回数
5時間稼働(*4)で1日あたり50回~60回の往復運搬を実現しました。
また、デュアルバッテリーモードで1セットあたり3往復を安定して実施できました。
(*4)運搬に3時間、梱包・整理やバッテリー充電などで2時間
■評価
Flycart100を活用することで、1回あたりの運搬重量が増えたことにより、稼働日数が少なく資機材をすべて運び終えたことを評価していただきました。
■ドローンでの重量物運搬を検討されている方へ
当社は、前身であるSkyDrive時代に物流ドローンであるSkyLiftを開発し、当該機体のものに加え、DJI製の機体での豊富な運用経験を有しています。
その中には官公庁や自治体が絡む実証実験のものも含まれています。
また、机上検討から現場下見の実施、飛行許可申請や飛行計画立案まで一気通貫で対応可能です。
特に飛行許可申請については、代行業者を活用せず、申請を通すツボを押さえた独自ノウハウで行うため、許可取得までのリードタイムの短さには定評があります。
従来の人肩やヘリコプターでの重量物運搬が厳しい環境または条件が存在する案件を抱えている方がいらっしゃいましたら、ぜひ当社までお問い合わせください。
本件に関するお問い合わせ
株式会社AlterSky 営業・マーケティング(広報)部
Email: drone@altersky.co.jp